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2025.05.01
大阪・関西万博イベント「オーストリア=日本の夕べ」、「伝統と革新による文化の共創」へのご来場の御礼とご報告

この度、弊社が日本総代理店を務める、MEISTERSTRASSE HANDMADE主催により、大阪・関西万博オーストリア館及びシグネチャーパビリオンにて、2025年4月26日(土)、特別イベント「オーストリア=日本の夕べ 」及び、「伝統と革新による文化の共創」が開催されました。皆様の温かいご支援とともに、無事盛会のうちに幕を閉じました。ご来場いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。


本イベントでは、オーストリアと日本、それぞれの国が誇る伝統工芸と最先端のクリエイティブが出会い、新たな文化の芽生えを感じさせる一夜となりました。会場には、MEISTERSTRASSE(マイスターストラーセ)に所属する職人たちが手がけた、陶器や銀器、ジュエリー、ガラス製品など、両国のクラフトマンシップを象徴する逸品がずらりと並びました。オーストリアの老舗LOBMEYR(ロブマイヤー)の手吹きガラスやシャンデリアの繊細な煌めきは、多くの来場者の目を奪いました。


特別なハイライトとして披露されたのは、ベーゼンドルファー社のグランドピアノ214VC『神奈川沖浪裏』モデルによるライブコンサート。

 

世界に16台しかない希少モデルを用いたこの演奏は、日本人ピアニスト・大井駿氏によって奏でられ、150年以上前に日本で初めて演奏されたベーゼンドルファーの歴史を現代に蘇らせる、まさに時空を超えた音楽体験となりました。


また、レセプションでは、オーストリア産ワインと日本酒が並び、食を通じた文化交流のひとときをお楽しみいただきました。加えて、デジタルアートプロジェクト「KISSATEN VIENNA」のプレゼンテーションでは、未来の“喫茶空間”をテーマに、伝統とテクノロジーの融合が描き出されました。

 

同日昼間に行われたシンポジウム「マイスターストラーセ ハンドメードの未来」では、「伝統と革新による文化の共創」をテーマに、世界中のクラフト愛好者が集い、工芸と文化、デザイン、音楽、ホスピタリティ、そしてデジタル化の未来について熱い議論が交わされました。


基調講演には、元サッカー日本代表の中田英寿氏が登壇。日本文化の持つ可能性と、それを世界へ伝える重要性について語り、深い感動と共感を呼びました。日吉屋が手掛ける和傘や活動にも大変興味を持っていただき、よいご縁に恵まれましたこと、感謝したいと思います。

 

この度の催しを通じて、私たちは「ものづくり」が国や時代を超えて人と人を結び、未来を形づくる力を持つことを改めて実感いたしました。皆様とともに過ごしたこの特別な夜が、今後の文化的共創への一歩となれば幸いです。改めまして、ご来場いただきました皆様に心より感謝申し上げます。今後も、MEISTERSTRASSEをはじめとする工芸を愛する世界の仲間たちと共に、伝統と革新が共鳴する場を創出してまいります。


マイスターストラーセとは

日吉屋が日本代理店を務める、マイスター ストラーセ ハンドメイドとはMEISTERSTRASSE HANDMADE(マイスター ストラーセ ハンドメイド)とは、25年前にニコラ・ラースとクリストフ・ラースによってウィーンで設立された、卓越したクラフトマンシップを紹介する国際的なプラットフォームです。現在、マイスター ストラーセのポータルWebサイトには、世界中で5,000を超える職人工房が参加しており、伝統的な老舗企業から、情熱あふれる熟練職人が営む小さな工房まで、多岐にわたります。マイスター ストラーセ ハンドメイドは、厳選された手仕事の逸品や地域の特産品を、キュレーションされたオンラインショップ及び世界各地で開催されるポップアップイベントで紹介しています。

www.meisterstrasse.com