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2025.05.28
オーストリア × 日本 ~工芸の共演~「SHOWCASE FOR CRAFTMANSHIP」ご来場の御礼とご報告

2025年4月24日、京都・西川邸にて開催されました「SHOWCASE FOR CRAFTMANSHIP」に、多くの皆さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。


本展は、弊社が日本総代理店を務める、オーストリア発のクラフトマンシップ・プラットフォーム「MEISTERSTRASSE HANDMADE(マイスターストラーセ・ハンドメイド)」と、日本の茶の文化と器の美を現代に提案する「NISHIKAWA JAPAN」主催の、日墺両国の工芸による特別な展示会です。2025年大阪・関西万博を契機とした、国際文化交流の一環として実施されました。


会場となったのは、大正時代に建てられた名邸であり、登録有形文化財にも指定されている「西川邸」。京焼・清水焼の陶磁器に代々取り組んできた西川家によるこの邸宅は、日本の伝統美と静けさをたたえた空間であり、今回の展示においても、器と設えの美を際立たせる舞台となりました。


展示では、オーストリアと日本、それぞれの地で受け継がれてきた卓越した職人技が一堂に集結。陶芸・金属工芸・ガラス器・アクセサリー・ジュエリー・チョコレートといった幅広い分野の作品が展示されました。


特に、オーストリアの名門ガラス工房「LOBMEYR(ロブマイヤー)」によるシャンデリアや器の繊細な輝きと、日本の伝統工芸の静謐な佇まいが織りなすコントラストは、多くの来場者を魅了しました。


また、「NISHIKAWA JAPAN」による茶の湯のもてなしでは、宋代に重んじられた「四雅(書・画・香・茶)」の精神を現代の感性で表現。専属の華道家・書道家・しつらえ師が手がけた空間設計のもと、静けさの中に心を遊ばせるような、茶のもてなしをご体験いただきました。さらに午後からは、オーストリア産ワインと日本酒の試飲も行われ、来場者の方々には食文化のクラフトマンシップにも触れていただく機会となりました。


「SHOWCASE FOR CRAFTMANSHIP」は、ものづくりを通して国境を超え、文化と文化、人と人とがつながる時間となりました。伝統を受け継ぎながらも、現代にふさわしい形で進化し続けるクラフトマンシップ。その魅力を、これからも多くの方々にお届けしてまいります。あらためまして、ご来場いただきました皆さま、そして本展の開催にご協力いただいたすべての関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。


当日の様子は、NHK 京都府のニュースでもご覧いただけます。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20250424/2010022288.html



マイスターストラーセとは

日吉屋が日本代理店を務める、マイスター ストラーセ ハンドメイドとはMEISTERSTRASSE HANDMADE(マイスター ストラーセ ハンドメイド)とは、25年前にニコラ・ラースとクリストフ・ラースによってウィーンで設立された、卓越したクラフトマンシップを紹介する国際的なプラットフォームです。現在、マイスター ストラーセのポータルWebサイトには、世界中で5,000を超える職人工房が参加しており、伝統的な老舗企業から、情熱あふれる熟練職人が営む小さな工房まで、多岐にわたります。マイスター ストラーセ ハンドメイドは、厳選された手仕事の逸品や地域の特産品を、キュレーションされたオンラインショップ及び世界各地で開催されるポップアップイベントで紹介しています。

www.meisterstrasse.com